アトランタオリンピック
キューバ代表
主な代表選手
ペドロ・ルイス・ラソ |
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投手。日本戦は、予選・決勝ともに登板。 予選は、先発し5回途中4失点ながらも、9三振を奪った。 決勝では、リリーフで登板。4 1/3で3失点、7奪三振で勝利投手になっている。 21年間、キューバリーグ一筋で投げ、歴代1位の257勝を挙げた。 |
オマール・ルイス |
投手。1995年インターコンチネンタルカップでは、韓国代表相手に 19三振を奪い、ノーヒットノーランを達成するなど活躍し、MVPに輝いた。 アトランタオリンピックでは、予選リーグ、日本・オランダ・アメリカ戦で 勝利投手になり、通算3勝。決勝・日本戦で先発も4回途中ノックアウト。 キューバリーグでは、806イニングで772三振を奪うなど、高い奪三振率を誇った。 |
オマール・アヘテ |
投手。バルセロナに続き、2大会連続出場。 日本戦は、予選リーグにリリーフで登板、4 1/3を1失点に抑えた。 キューバリーグでは、通算179勝を挙げる。 後、来日し、社会人いすゞ自動車でもプレーした。 |
ホセ・コントレラス |
投手。日本戦での登板はなし、今大会では目立った活躍はなかった。 キューバリーグ通算117勝。 2002年、アメリカに亡命し、ニューヨーク・ヤンキースに入団。 2004年に、シカゴ・ホワイトソックスに移籍。2005年から3年連続二桁勝利を挙げ、 2006年にはオールスターにも出場した。 |
オマール・リナレス |
内野手。2大会連続出場。日本戦、予選では延長10回同点タイムリー、 決勝は杉浦正則からの先制ツーラン含む3本塁打6打点で日本を粉砕。 大会通算でも、打率.500、8本塁打、16打点と金メダル獲得に大きく貢献した。 キューバリーグ通算、打率.368、404本塁打、1221打点、246盗塁。 17歳からキューバ代表としてプレー。世界選手権4連覇、五輪連覇を達成。 「キューバの至宝」と呼ばれる。 2002年、中日ドラゴンズに入団。2004年の日本シリーズでは、2本塁打している。 |
オレステス・キンデラン |
内野手。2大会連続出場。日本戦、予選・決勝ともに1本塁打。 大会通算、.419、9本塁打、18打点と4番の役割を果たした。 オリンピック通算36打点の、オリンピックレコードを保持している。 2008年まで、キューバリーグのシーズン本塁打記録も保持していた。 2002年に来日、社会人野球のシダックスに入団。 2003年、都市対抗野球で4本塁打を打ち、久慈賞、打撃賞を受賞、 同年、社会人ベストナインにも輝いている。 |
アントニオ・パチェコ |
内野手。バルセロナオリンピックに続き、2大会連続出場。 日本戦は、予選ノーヒット、決勝では1本ホームランを放っている。 1998年・ワールドカップMVPに輝き、リナレス、キンデランと共に キューバ黄金時代を築く。 キューバリーグでは、歴代1位の通算2356安打を放っている。 2002年、キンデランと共に来日、社会人・シダックスでプレーした。 引退後、キューバリーグで監督を務め、 北京オリンピックでは代表監督としてキューバを指揮。 |